服の整理で迷っているあなたへ！ハンガーラックの「見せる収納」ですっきりおしゃれに【玄関・リビング・寝室どこでもOK】

春は新生活をスタートさせる方が多い季節です。引っ越しや進学で、新しい環境で生活し始めることが多くなります。

そんな時抱えるのは、服の収納の悩みです。例えば、このような悩みを抱えていませんか？

引っ越し先で、前の家から持ってきた服を収納したいのに、全然服がしまいきれない
衣替えのタイミングで、前のシーズンの服を整理したいけど、収納が足りない

せっかく楽しい気持ちで新生活を始めようとしているのに、服の収納場所で頭を悩ませるのは嫌ですよね。では、服の収納が足りないときには、どのような解決策があるでしょうか？

例えば、服の収納場所がないことを解決する方法として、「断捨離」が挙げられます。服を持ち続けることを諦め、しまいきれない分を捨てたり売ったりする「断捨離」は、ニュースやネット上でもさかんに紹介されていますよね。

しかし、断捨離をして「もう着ない服だからいい機会だった」と思うことは本当にできるでしょうか？実際、持っている服がどれもこれもお気に入りの服なのであれば、捨てた時にそのようにスッキリと気持ちの整理がつかないのではないでしょうか。

自分の今持っている服が好きならば好きであるほど、泣く泣く断捨離をするのは辛いことですし、ストレスにもなってしまいます。

また、服の収納が足りないときの解決策として、「断捨離」と同じように紹介されるのが「収納術」です。

「収納術」と調べてみれば、インターネット上では収納を工夫するヒントがたくさん落ちています。しかし、家具やインテリアの配置がある程度決まった状態で、プロが教える収納術を実践するのは、けっこう面倒だったりするものです。

「いまさらカラーボックスを買い足すのも面倒」「仕切りカーテンを設置するのが面倒」など、服の収納の悩みを解決するために調べ物をしたのに、さらに新たな悩みを抱えてしまいます。

「世間で紹介されている「断捨離」や「収納術」は、いまいちピンとこない。」

「大好きな服を捨てたり、無理やり部屋の中に詰め込むのは嫌だ」

そんな人におススメなのが、「見せる収納」という考え方です。「見せる収納」とは、あえてしまうモノを部屋の中に部屋の中に的確に配置して、収納自体を部屋づくりに活用する方法のことを言います。

服が多い人はハンガーラックで「見せる収納」がおすすめの理由4つ

「見せる収納」という方法を使えば、お気に入りの服を捨てたり無理やり詰め込んだりすることを防げるだけでなく、収納に収まりきらない服をオシャレに部屋の中に飾ることができます。

実は、「見せる収納」を作り出すのに、おすすめのアイテムがあります。そのアイテムとは、ハンガーラックです。ハンガーラックを使いこなすことで、「見せる収納」を作ることができ、毎日服を着ることがもっと楽しくなります。

ここでは、服の「見せる収納」にハンガーラックを使うべき理由を、4点ご紹介したいと思います。

①いつも着る服をすぐに取り出せる

「見せる収納」にハンガーラックを使うべき理由の一つ目は、普段、使う頻度の高い服をすぐに取り出せるということです。

クローゼットの中には誰しも、とりわけ活躍する機会の多い、お気に入りの服を持っています。

ただ、お気に入りの服を部屋の奥に収納していたり、収納ボックスの中にしまったりしていると、それを取り出すのには一苦労です。

服を探している内に、外出するのが億劫になってしまうかもしれません。

しかし、「見せる収納」としてハンガーラックを部屋に置いておけば、そんな心配はありません。

自分のお気に入りの服を、ハンガーラックからすぐに取り出して、スムーズに外出することができます。服を探す手間が減れば、お気に入りの服を着る機会が、さらに増えるかもしれません。

②服のコーディネート合わせがスムーズ

「見せる収納」にハンガーラックを使うべき理由の二つ目は、服のコーディネート合わせがスムーズになることです。

ハンガーラックに服をかけていれば、服の上下や色合いを考える時、いちいち収納ボックスから服を持ってきて選ぶ必要がなくなります。

逆に、ハンガーラックにかけたことで、「この服とこの服、意外と合うかも？」といった発見が生まれる可能性もあります。

あるいは、ハンガーラックにかかっている服を商品に見立て、コーディネートを考える時にショッピング気分を味わってみるのも楽しいかもしれません。

③服をインテリアの一部にできる

「見せる収納」にハンガーラックを使うべき理由の三つ目は、服をインテリアの一部にできることです。

「しまう場所がない・・・」と収納に困っていたお気に入りの服は、ハンガーラックを使えばひとたび、「見せる収納」として部屋を彩るインテリアに大変身。自分の部屋を、お気に入りの服に囲まれた素敵な空間にデザインしなおすことができます。

部屋の雰囲気、あるいは季節に合わせて、ハンガーラックにかける服の組み合わせを考えてみるのも、楽しいかもしれません。

④服をしまう手間が省ける

「見せる収納」にハンガーラックを使うべき理由の四つ目は、服をしまう手間が省けるということです。

一日単位でみれば、服をしまう手間というのは大した作業ではありませんが、毎日積み重なればその負担は相当なもの。他にもやらないといけない家事がある分、できるだけその手間は省きたいところです。

ハンガーラックをお部屋に置けば、服を洗濯した後、収納にしまう手間を省くことができます。服を畳む必要はありません。ただハンガーにかけるだけで服を収納することができます。つるす収納なので、型崩れやシワの予防にもなります。

手間を省いて出来た時間は、別の家事に使うことができますし、大好きな服のお手入れに使うこともできます。

見せる収納で使うハンガーラックの選び方4つ

他の家具がそうであるように、ハンガーラックもその材質/サイズ/種類は様々です。ここでは、「見せる収納」のためのハンガーラック選びのコツを、4点紹介したいと思います。

①インテリアの統一感

「見せる収納」である以上、ハンガーラックの材質選びは大事です。スチール、ステンレス、木製など、材質によって部屋の印象は大きく変わります。

ここでは、それぞれの材質の特徴と、その材質のハンガーラックを選ぶのにおすすめな人を紹介したいと思います。

ハンガーラックの種類	特徴	おすすめできる人
スチール製	・最も一般的に使われている・耐久性/耐熱性ともに優れている・服の素材感を邪魔しない	シンプルさ・部屋とのなじみやすさを追求する人
ステンレス製	・さびにくい、お手入れが楽・軽くて持ち運びやすい・比較的安価	機能性・使いやすさ・コスパを重視する人
木製	・自然観のあるデザイン・リラックス効果のある暖色テイスト	木のぬくもり北欧テイストの雰囲気を演出したい人

また、掛ける服のテーマとハンガーラックの組み合わせを考えてみると、よりオシャレ度がアップします。

スチール製のハンガーラックにはスタイリッシュさをテーマにジャケットやスーツなどをかけてみたり、木製のハンガーラックにはセーターやカーディガンをかけて、ゆったりとした空気感を演出してみたりと、それぞれの組み合わせを楽しんでみてください。

逆に、統一性をあえてなくして、古着屋/セレクトショップの雰囲気を出してみてもいいかも。

②置く場所や使うシーン

一概にハンガーラックといっても、玄関／リビング／寝室など、各所やシーンごとに、求められるサイズや見た目は異なります。ここでは、置く場所に応じたハンガーラックの選び方を紹介します。

ハンガーラックを置く場所	選ぶうえでのポイント
玄関	動線をさえぎらない、コンパクトさを重視。コートやジャケットといった、アウターをかけやすいものを選ぶのが良い
リビング	他のインテリアとの調和を重視。主張が激しくない、シンプルで落ち着いたデザインのものを選びたいところ。持ち運びのしやすいものを選ぶと、部屋のレイアウトを変えやすくなる。
寝室	服をたくさんしまえる収納力を重視。服だけでなく、小物を置けるタイプのものを選べば、ベットテーブルにもなるかも。