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コサイン 星 幸一の 「つながる、仕合せ」

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No.3624　 2023年10月17日（火）（4℃⇒9℃）

わくわく様です。

今朝もぐんと冷え込み一桁代の気温です。夜通し雨が降っていて不安定な空模様です。桜も紅葉が進み落ち葉となっています。　１４日、旭川東高等学校定時制同窓会総会が３年振りに開催出来ました。旭川東高校定時制は、大正１２年に旭川中学夜学校として設立以来、今年で100年目、令和４年度までの卒業生が5,929名を数えます。本校は、「働きながら学ぶ」学校であるとともに、所定の単位が認定された場合に３年間で卒業できる「三修制」にも対応しています。また、総合学習などにおける進路学習により生徒の進路目標実現を図るとともに、学校行事や部活動などの学校生活の充実を図っています。（HPより）卒業後、志を持って数年かけ努力し大学に進学した方も多数いらっしゃいます。現在の定時制では、教育と合わせて社会人としての自立を図る取り組みを行う場として、貴重な役割を担っています。私は、中学卒業後家具職人を目指し専門学校を１年終了し企業に勤め、１２年後に高校に進学しました。この間、１２歳下の同級生と共に学校関係者の皆さんとの出会いが今も糧になっています。ちなみに、隣の会場では旭川商業高等学校定時制同窓会が開催されていました。こちらも創立81周年を迎えたそうです。

【コサイン工房探訪】

≪だんらんテーブル≫

ゆるやかなかたち。ちょうどいいサイズ感

空間をやわらげる”ゆるやかなかたち”、家族で囲むコンパクトなダイニングテーブルです。ゆるやかな楕円のダンランテーブルに収まりの良い垂直な丸脚の「フォルク チェア」と一緒に使うと、家族で丸く囲んで食事をするときも、リビングで寛いでいるときも、ほっとする柔らかさと、すっきり凜とした心地よさのあるダイニングになります。
昨今一般的になってきた「コンパクトな空間をより快適に暮らすための間取り」にちょうどいいサイズ感で、空間を和らげる緩やかな楕円の天板は、生活導線を妨げない形です。
無垢材なのに軽やかな印象なのは、側面を薄く見せる斜めの面取りのため。
天板の形を引き締めて、特徴的なラインをより綺麗に見せる効果もあります。先が細くまっすぐに伸びている脚と併せて、簡素で美しい佇まいになっています。
天板の形はサイズやカーブを変えた原寸大の模型で検討を重ね、バランスの良い美しさと使いやすさからなる楕円にたどり着きました。
テーブル天板の反り防止には、接着剤を使わずに木の特性に合わせた「吸付き桟(すいつきざん)」という伝統的な技法を使っています。

950×950サイズの天板を製作するために８～１０枚の板を接ぎ合せます。それぞれ木目、色が違うので心地よいバランスの取れた板を接ぎ合せます。そのためには必要以上に板を用意し合わせています。接ぎ合せ専用の刃物で加工し締め金具で固定します。１枚にでき上った天板の両面を平滑に仕上げ、周りを楕円形に加工します。次に天板の裏面に反り止め加工を行います。様々な手法があります。貫材をき材をべた付けし木ねじで止める方法、鉄を用いて木ねじで止める方法等がありますが、コサインでは木ねじ、接着剤は一切使わず天板に角度の付いた溝を掘り、それに合わせた貫材を入れます。貫材の奥に行くほど締まるように加工されています。木材は温度湿度に敏感なので収縮します。それを反り止めが受け止めてくれます。緩んだ場合は奥に反り止めを押し込むことで反りを防いでくれます。長く大切に使っていただくために製品ごとに取り組んでいます。100年使っていただければ、100年木を切らずに済みます。

本日も、最高の一日にしましょうね。

「デザイン：昇夢虹/小川健一氏」 ・あさひかわ　・コサイン　・コサイン製品情報・コサイン公式通販サイト　・旭川木工センター・旭 川家具工業協同組合　・旭川デザインセンター・ぐるりさいくる 　・designer 　・コサインについて　・５つの約束　・木について　・塗装について　・メール マガジン　・ニッセ　・コサイン旭川本店　・コサイン青山　・コサイン札幌　・モクモクフェス