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No.3698　 2024年3月15日（金）（-2℃⇒5℃）

わくわく様です。

３月も中旬を迎え、まだ雪がちらつく日もありますが、日差しは日に日に暖かさを増し、工房の周りの一部は土も見えだしました。間もなく、春一番の花であるフキノトウやスミレが咲きだすことでしょう。一方で、雪解けとともに目立ってくるのがゴミです。昨日、ふとゴミ拾いをしながら、恩師への電話を思い立ちました。中学校３年の担任だったＳ先生です。今年９０歳になられますが、お元気で、奥様と１日デーサービスに通われているとのこと。お昼ご飯が美味しいと喜んでいる様子を聞き、私も嬉しくなりました。専門学校、高校時代の恩師も、いずれも９０歳前後で健在です。お会いする機会は少ないのですが、記念日の時にはお花など贈らせていただき、感謝の気持ちを伝えています。専門学校の恩師は、暖かくなるとご夫婦で工房を訪ねてくれます。

さて、土曜日が稼働日の時はテレワークで対応していますが、便利な時代になったものです。会社とのやり取りも、PCを活用していれば、自宅にいながらにしてデスクのPCを動かすことができるのですから。４０数年前にはまだワープロすら無かったのが、半世紀も立たないうちにここまで便利になったとは驚きです。生成AIなど、今後も技術は進化し続けるのでしょう。その分余裕ができたかと言うと、そうでもなく、さらに忙しくなっているような気もします。しかし、恩師との電話で温かい気持ちになり、心豊かに過ごせることの大切さを改めて感じました

【ふるさと納税に思う】

新聞によりますと、ふるさと納税にアマゾン参入と載っていました。ごたぶんに漏れずコサインもお世話になっております。ふるさと納税は、本来、自分が応援したい自治体に寄付を行う制度です。しかし、近年は返礼品目当てで寄付を行う人が増えているのも事実です。返礼品目的のふるさと納税の問題点として、返礼品競争が過熱し、財政負担が大きくなる。制度本来の趣旨である地方活性化が損なわれる。地域間格差が拡大する。などが挙げられています。そこで、返礼品競争の過熱を防ぐため、各都道府県は様々な取り組みを行っており、返礼品の寄付額に対する上限設定。地域特産品以外の返礼品の禁止。返礼品の内容の充実化。一方で、返礼品目的のふるさと納税に対する考え方として返礼品目当てのふるさと納税は、制度の趣旨から外れる行為であると批判する人もいます。しかし、以下のような意見もあります。返礼品は、ふるさと納税をきっかけに地域を知ってもらうための重要なツール。返礼品競争は、地域活性化につながる。制度の趣旨に賛同できない人は、返礼品を無視すればよい。ふるさと納税は、制度本来の趣旨と返礼品目当ての寄付のバランスを取ることが重要です。各都道府県は、返礼品競争の過熱を防ぎつつ、地域活性化に繋がるような取り組みを進めていく必要があると思います。我が家では行った事はありませんが、より多くの方にコサインを知っていただけるのは感謝です。

本日も、最高の一日にしましょうね。

「デザイン：昇夢虹/小川健一氏」

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