cosine

コサイン 星 幸一の 「つながる、仕合せ」

https://cosine.com　https://store.cosine.com　https://bit.ly/39t3wxE

No.3477　2022年12月15日（木）（ -7℃⇒-4℃）

わくわく様です。

今朝も１０Cmほど雪が積もりましたが、東北から比べると少なく感謝です。工房も、コサイン旭川本店も平屋で、暖房の熱が屋根に伝わり易いので、雪が滑り落ちて来ます。冬は雪の処理に時間が取られます。夕方から、ショップ入り口のイタヤの木から壁にはわせたイルミネーションが白い雪に生えます。

200種あまりの生活道具を作っていますが、お取引先のオリジナル製品やオーダーメード製品も承っています。その一つに、背の高いラックがあります。コサイン製品のコンビラックを着物用にオリジナル化した商品です。「cosine×七緒」シンプル衣桁バーの高さは、高い方がなんと190㎝！低い方は120㎝。高い方は着物や長じゅばんがゆうゆうと掛けられ、低い方は帯や帯締め、帯揚げ、腰紐などをかけておくのにちょうどいい。手を伸ばして取れる高さなので、着付けもらくらくだ。着物を着ないときは洋服用に使っても。ワンピースやロングコートもシワ無くかけられる。組み立て不要なので、箱から出したらすぐに使える。オイル仕上げの無垢な素材は、ナチュラルがメープル材、ブラウンがウォールナット材の２種類。

「つながる、仕合せ」

（コサインてどんな会社？）⑥

コサインてどんな会社と聞かれる事が、あります。そこで、少し振り返って見たいと思います。

【つくりたがり屋コサインの「コトづくり」】

（コサインてどんな会社？）➄から続いています。

■「ユーザーと共に」・・・”うれしい笑顔を見たいから。”　　　                     

コサインでは、創業当時より製品の全てに「アンケート葉書」を入れていました。この葉書は自分で切手を貼り、アンケートに答えて郵送していただくと言った何と横柄な事をしていましたが、葉書には隙間もないほどびっしりと感想や意見を書いてくださいました。この葉書、当時１年に１，４００通も頂きました。この頂いた葉書のアンケートから気づいたのは、コサイン製品を知っていて買ってくださった方は全体の２割にも満たなかったことです。このことはショックでしたが、つくることに関しては熱心だけれど、つくったモノを伝える「こと」づくりんに欠けていた事実を知る事ができました。自分たちはこだわってものづくりをしているつもりでも、その価値をお客様に伝えておらず、ユーザーにとっては「存在していない商品」と同じだったのです。そこで私たちのものづくりを先ずは知っていただく「モノとコト」をきちんと伝えることを始めようと、「といる」と言う季刊誌を２００３年から２００９年まで創刊しました。

コンセプトは”北のものづくりびとからの小さな手紙”として、「木といる楽しみ。あなたといる喜び。」から「といる」と名付けアンケートにお答えしてくださった方を「といりすとさん」と呼び一年間お送りすることにしたのです。従来のカタログは美しい写真に製品のスペックでしたが、それではものづくりのこだわりはユーザーに伝わりにくい。そこでこのといるでは「気持ち」や「物語」などの聞いてほしいことをいっぱい載せて”つくる人とつかう人がいちばん近い会社になりたい。”との気持ちでコトづくりを目指しました。そこには、ものづくりびととして製品の価値やこだわりをきちんと知っていただき、お客様の嬉しい笑顔が見たいという願いもあります。この社員と地元のコピーライター、デザイナーたちの手による純粋旭川メイドの「といる」を発刊し、お客さまにも高い評価をいただき、まさしく”継続は力成り”だとつくづく思いました。他にもユーザーへの「伝える努力よりも、伝える工夫」が大切と考え、現在はSNSを活用したＦａｃｅｂｏｏｋ、Ｔｗｉｔｔｅｒ、Ｉｎｓｔａｇｒａｍ、メルマガで発信しています。私も、ブログ「星幸一のシャッター日誌」、現在は「つながる、仕合せ」で私自身の木への思いや日々のものづくり、旭川の素晴らしさ、出会いなどを写真付きで１６年お伝えしています。

わくわくどきどきする2022年の師走にしましょうね。

「デザイン：昇夢虹/小川健一氏」 

・あさひかわ　・コサイン　・コサイン製品情報・コサイン公式通販サイト　・旭川木工センター・旭 川家具工業協同組合　・旭川デザインセンター・ぐるりさいくる 　・designer 　・コサインについて　・５つの約束　・木について　・塗装について　・メール マガジン　・ニッセ　・コサイン旭川本店　・コサイン青山　・コサイン札幌　・モクモクフェス