コサイン 星 幸一の つながる、仕合せ
No.3524 2023年3月28日 コサイン 星 幸一の 「つながる、仕合せ」
2023/03/28
コサイン 星 幸一の 「つながる、仕合せ」
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No.3524 2023年3月28日(火)( -3℃⇒9℃)



わくわく様です。
昨日降り積もった雪も融けて、温かい一日になりそうです。そうなると目立つのが路上のゴミ、工房の周り、コサイン旭川本店に訪れてくれる方が気持ちが良い環境にと、目立つゴミを拾いました。我が生涯の師である故長原實氏も、毎朝路上のゴミを拾っていました。常に身の回りを整理整頓し気持ちよく過ごしたいものです。



先日、録画でしたガイヤの夜明けを見ていたら、あれ!と思い映像を戻して見ました。そこにドレスラックらしき製品が映っていたんです。発売し30年近くになり、類似品も沢山出ているので、様々な機会に見かけるのが類似品です。それでも、何か違いを感じ見直したら、フックの丸みや決定的だったのは、どれスラックを組み立てる際に使用する六角レンチを収納したレンチ袋でした。使っていただいていたのが、浅野撚糸株式会社さんでした。浅野撚糸は「糸」の会社で、西濃地域の豊かな川水の環境で50年、1967年創業から成長し、化学繊維を自由に操れる複合撚糸の開発を続けました。2000年頃から、安い海外の繊維製品が席巻し、仕事が一気に激減、会社はどん底。浅野雅己は奥様と残った数少ない社員と力合わせて再生する道を探った。行き着いたのが「ナンバーワンよりもオンリーワンを目指す」誰にも真似できない技術をもち最終製品をつくり市場に出ること。そしてSUPER ZERO®の開発、エアーかおるの誕生へと歴史を刻んだ。怒涛のように押し寄せてきた津波によって何もかもなくなった双葉町の地に、新たな工業団地が作られ、2021年10月 福島プロジェクト着工、双葉町の復興から次への発展を担う一翼としてフタバスーパーゼロミルを稼動させ、双葉町を代表する糸やタオル製品を日本だけでなく世界に発信していきます。(HPより)
コサイン35周年】No.22ー8
2023年4月8日、コサイン創業35周年を迎えます。35年を支えていただいたデザイナーとの出会い

長原 實minoru nagahara



長原實氏とは16歳で出会い、長原氏が経営する株式会社インテリアセンター(創業2年)に職人見習いとして就職しました。私の人生の全てと言ってよいほどのめぐり逢いです。コサイン社を設立できたのも、長原さんの「もったいない」志を共有した事でした。ある時、長原さんが自分もノミ、カンナを持って家具作りを始めて50年になるな~と聞いたときに、記念に何かデザインしてくださいとお願いして製品化したのが「シューフィッター」。靴ひもを結ぶための足置きの「へら」を組み込んだ、少し座面の低いコンパクトな椅子ですが、長原さん曰く、最近ゴルフシューズの紐を結ぶのに腰を曲げて結ぶのが辛いので、こんな椅子があると助かるという事でした。製品化後、安定性が良いように3本脚から4本脚にデザイン変更しました。長原さんの自宅に初期の3本脚の「シューフィッター」があるのですが、奥様には「ヘラ」が邪魔になると不評なんです。(笑) また、コサイン青山をオープンした際に、インテリアセンターの製品であったスポークベンチを譲っていただきました。さらに、大判の雑誌やリモコンなど、小物を一か所にまとめて美しく収納できる「ネストテーブル」。もっと沢山のnagaharaシリーズを展開したいと思っていましたが2015年に他界されました。手元には数種類のデザインスケッチがあります。いずれも大型家具ですが、きっと小物家具の先行きを案じてくれていたのかと思います。長原さんがデザインしていただいた製品が売れた際には、他のデザイナー同様ロイヤリティーを今でも支払っています。ロイヤリティーについて長原さんに話をさせていただいたところ、もらうと使ってしまうのでこれからの若い人のために使ってほしいと提案があり、「コサインデザイン研究所」と言う通帳を作り積み立て、「益財団法人北海道文化財団 人づくり一本木基金」に寄付しています。

【略歴】
1935年北海道生まれ。1950年より旭川にて家具産業に携わる。1963年旭川市海外派遣技術研修生として西ドイツ滞在。この間、家具工場3社にて実習。1965年ローゼンハイムのドイツ国立木材技術大学聴講生。1966年帰国と同時に旭川市木工芸指導所入所。1968年株式会社インテリアセンター(現 株式会社カンディハウス)設立。2015年10月8日永眠。
主な受賞歴
2007年 北海道新聞文化賞
2012年 北海道/北海道功労賞
わくわくどきどきする2023年にしましょうね。

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