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No.3669　 2024年1月24日（水）（-10℃⇒-3℃）

わくわく様です。

旭川は、冬は寒さが厳しい街です。2024年1月24日、外気温は氷点下10℃を下回っています。コサイン旭川本店は、水曜日と木曜日が定休日です。朝、コサイン旭川本店の上空を、AIR DOの一番機が旭川空港を目指していました。ショップ入口に置いたバケツキャンドルも雪に埋もれてしまっていたので、スタッフが掘り起こしました。外は、氷点下ですが、工房内は暖房され暖かいのですが、その温かさが屋根を温めるので、屋根に積もった雪が落ちてきて、工房裏はまもなく屋根とつながってしまい、かまくら状態に。一方で、雪が落ちにくいところはツララが大きくなり氷壁になっています。工房休憩室は、最終のこっぱを燃料として薪ストーブで燃やし暖を取っています。

【IFDA】

「国際家具デザインコンペティション旭川［IFDA］」

IFDAの開催まで、あと半年を切りました。寒さにも負けず、スタッフは準備を進めています。旭川に木工産業が生まれて100年。日本有数の木製家具産地として発展する中、1990年に始まった「国際家具デザインコンペティション旭川［IFDA］」は、3年に一度のトリエンナーレとして2024年6月19日～23日に開催されます。今回で12回目を迎えるIFDAは、回を追うごとに世界の知恵と感性が集積し、これまでの応募総数は世界77カ国・地域から9433点に及びました。そのうち50点以上が旭川家具として製品化され、国内外に流通しています。昨日、応募があった36か国566作品の予備審査が行われ、入選作品が選ばれました。入選作品は、実際に作品を製作し、本審査が行われます。作品は、応募者が作るも良しですが、旭川家具メーカーが作品を作るお手伝いをします。

IFDAは、旭川家具の未来を切り拓く重要なイベントです。世界中から集まった優れたデザインが、旭川家具の新たな可能性を広げてくれることでしょう。33年の長きに渡るこのコンペティションの継続は、私たちつくり手の誇りであると同時に、家具デザインの登竜門として世界を目指すデザイナーたちを励まし続けてきました。そうした実績が評価され、旭川市は2019年にユネスコ創造都市ネットワークのデザイン分野での加盟認定を受けています。世界40都市、国内３都市のひとつとして名実ともに「デザイン都市」になった旭川は、ここから「家具の聖地」として新しい時代を切り拓いていきます。
2024年の今回は、初めての試みを多く盛り込む計画です。本審査の前に入選候補者による作品プレゼンテーションを行うことや、審査結果を表彰式の場で発表するなど、よりイベント性を高めた内容を考えています。また旭川家具の魅力の多角的な発信、コンペ応募者との積極的な交流といった面でも、さまざまな可能性が広がってきました。
｢家具の聖地・旭川」はこれから、デザインを志す若者やプロのデザイナーが「一度は訪れるべき場所」「必ず繋がっておきたい場所」となるよう大きく転換、充実していきます。その第一歩となる今回のIFDAに、ぜひ多くの皆様が関心を持ち、積極的に参加していただけるよう願っています。

国際家具デザインフェア旭川開催委員会
会長 桑原義彦

本日も、最高の一日にしましょうね。

「デザイン：昇夢虹/小川健一氏」

・旭川観光　・旭川木工センター　　・旭川デザインセンター

・モクモクフェスタ　・旭山動物園