「コサインのものづくり」製品開発


「製品開発」とは

仕事内容は、製品設計をはじめとする開発全般にわたります。立案、試作、検討、強度試験を行い、デザイナーと工房の間で橋渡し役を担いながら、図面にまとめていきます。また、製品決定後は、お客様の手元にお届けする準備も行います。

大きく分けて3つの段階がある「製品開発」

1.『何を作るか』

まず最初は、次にどのようなシリーズや製品をつくるか、立案・デザイン依頼・検討・決定する段階です。製品デザインはプロセスが様々で、社外のデザイナーにコンセプトを伝えて依頼し案を形にしていく場合もありますし、コンセプト立案からデザイナーと取り組む場合もあります。

2.『如何に作るか』

次は、検討・試作し、強度や使い勝手を検証し完成度を高める段階です。(1)使いやすさの検証(2)製品の安全性(強度)の検証(3)デザインの検証(4)効率的に生産するための検証を行います。デザイナーの意図と工房体制の橋渡し、いいものができるように調整することが製品開発の仕事になります。

3.『届けるための準備』

製品決定後は、梱包資料や取説、最終図面やNCデータなどロット生産をするための準備と、お客様へ伝える準備としてスペックをまとめたり製品写真撮影などを行います。他部署と協力しキャッチコピーを考えることもあります。


「製品開発」の課長 森と後輩佐藤に聞きました。

(2024年4月現在)

森 暁生

2007年入社 東京都出身

東京の専門学校卒業後、飛騨高山の専門学校で木工家具製作を学ぶ。

学生の頃、「toil」(当時発刊していたコサインの情報小冊子)を見てコサインに興味を持ち旭川まで見学に。「入社したきっかけは、その時社長が話をしていた『ことづくり』に可能性を感じ、商品自体自分の好きなテイストだったことでしょうか。」

佐藤 駿

2015年入社 東京都出身

旭川の東海大学でデザインを学び卒業した後、一度東京で勤める。

「下町の小さい工務店で、合板や鉄やアルミみのようなものばかりを使っていたため、メープル材の絹のような手触りがとても恋しくなりました。コサインに入社したきっかけは、木材が恋しくなったというのも大きいかもしれませんね。」

制約の中で『らしさ』を形にしていく仕事

【佐藤】 コサインの製品開発の仕事はデザイナーと作り手、社内と社外の、仲介役のような調整する役割が大きいですね。また、ユーザーの需要や市場のこと、価格、木でどう作るか、機能性、強度、どの金具使うか、どうやって梱包するか、色々な制約の中で形にしていきます。工房で手を掛ければ掛けるほど製品価格が上がるというジレンマもあって、そういった制約をクリアしつつ、コサインらしい製品を作っていくことが難しいところだなと思っています。 設計が基本の仕事ですが、図面をずっと描いているわけではないですね。実はそれ以外の仕事がかなり多いです。

試作を繰り返して臨む強度試験

【森】 期日までに形にする部分に、この仕事の大変さを感じます。発売が近づいてきているのに、強度試験に落ちた時は結構気持ちが焦りますよね。その場合、その落ちた部分の部分的な試作を作って再度試験に出して、「大丈夫」を積み上げで最終形にしていきます。 結果を見て、次のものをどうしようかという繰り返し。期日までに目途をつけていかなければなりません。ドキドキします。

理にかなった美しさの手ごたえ

【森】 リーテソファ(生産終了)のスポークの形を決める時、太くはしたくないが折れてしまうという状況でしたが、試験を繰り返すと根元の方が太ければ上の方は細くても大丈夫で、それぞれ何ミリと分かってきました。そこで間のつなぎ方を何パターンかCGで出して原寸に印刷して比べ、一番スッキリ見えるものを選びました。
すると、最終の試作のスポークがちゃんと綺麗だったのです。多分人間は物を見るとき、強度とかも含めて美しさとかを判断しているのでしょう。強度的な理屈が合ってると見た目にもきれいに感じるのだと思いました。ちゃんと積み上げただけのことがあったなと、手応えの様なものが感じたときでした。

無垢材が太陽の光を浴びた時に良さを感じます。

【佐藤】 製品が仕上がった時はやっぱりやりがいを感じますね。結構無垢材が太陽の光を浴びた時に良さをより感じるなと個人的に思っていて、奥深さを感じます。製品写真を撮ることもあるから、新製品を窓辺に置いて撮ってるときにテンションが上がります。

色々な人と関わることが楽しいです。

【森】 例えばデザイナーさんと工房の間で自分なりの判断をしながら調整をする役割というのが実質的な機能のような気がしていています。社内の作り手、外のデザイナーさん職人さん販売するスタッフ、結局全員と話しをしてているのが自分だけだったりする仕事で、色々な人と関わることが楽しいです。

7つじゃなくても七つ道具!

森 暁生の七つ道具

1.ノート 2.ボールペン 3.スケール 4.スマホ 5.ノギス 6.マウス 7.パソコン

「マウス選びはこだわっています。今のものは小さめの握りやすさで選びました。スケールに見えないスケールも気に入っています。」

佐藤 駿の七つ道具

1.タンブラー 2.ボールペン 3.カメラ 4.スケール 5.スマホ 6.ノギス 7.マスキングテープ 8.パソコン

「仕事中のリフレッシュにコーヒーは欠かせません。スケールにはムーミンのイラストが入っています。」


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