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No.3696　 2024年3月12日（火）（-5℃⇒5℃）

わくわく様です。

工房の屋根から落ちた雪は、まるでかまくらのように積もっていました。しかし、日中の暖かさで少しずつ融け始め、窓から空を伺うことができるようになりました。コサイン旭川本店入口の氷柱花も、雪に埋もれてすっかり姿を消していました。雪を掘り起こしてみると、まだしっかりとした形を残しており、雪に保温されていたのかもしれません。

そんな中、近隣の富良野にお住いのコサイン倶楽部会員のKさんが来店していただきました。久しぶりにお越しいただいたにも関わらず、スタッフが変わり引継ぎができておらず会員の方と認識できず、失礼な対応をしてしまいました。Kさんは店内をゆっくりとご覧になり、様々なご意見をくださいました。特に、ワインラックについては、卓上用と保存用の違いなど、詳しく教えていただいたそうです。お客様によって様々なご意見ご提案を頂けるのが直営ショップの良い所です。お客様の声を参考に、より良い製品開発に繋げていきたいと思っています。

雪に埋もれていた氷柱花が掘り起こされたように、コサイン旭川本店も新しいスタッフと共に、春に向けて一歩ずつ進んでいきたいと思っています。Kさんをはじめ、寒い中ご来店いただいたお客様に心から感謝申し上げます。今後もお客様に喜んでいただけるよう、スタッフ一同努力してまいります。

【北海道の未来を担う林業人材、37名が巣立つ！】

今朝の朝刊に、北海道立北の森づくり専門学院の3期生37名が１１日卒業したという記事が掲載されていました。同学院は、北海道の豊かな生態系を育む森林を守り、将来の世代に引き継いでいくという理念のもと、林業・木材産業の幅広い知識と確かな技術を身につけた地域に根差した人材を育成する専門学校です。在学中に学生たちは、チェーンソーや林業機械など最大15種類の資格を取得し、基礎技術の定着に向けて反復練習を行いました。さらに、授業の3分の2を占める実習を通して、実践的なスキルを磨きました。道内各地をフィールドとした実践的な実習やインターンシップの実施を通じて、自分に合った地域や就業先を見つけることも可能です。卒業生の一人は、「学院で学んだことを活かして、北海道の森林を守り、育てていきたい。そして、地域に貢献できるような林業人になりたい。」と語っていました。3期生の卒業は、北海道の林業・木材産業にとって大きな希望です。彼らが学んだ知識と技術を活かして、北海道の豊かな森林を守り、育てていくことはもちろん、地域活性化にも貢献していくことでしょう。

本日も、最高の一日にしましょうね。

「デザイン：昇夢虹/小川健一氏」

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