cosine

ttps://cosine.com　https://store.cosine.com　https://bit.ly/39t3wxE　https://x.gd/0MZzz

No.3713　 2024年4月10日（水）（-2℃⇒9℃）

わくわく様です。

雪山の朝：澄んだ青空と固雪、そして春の芽吹き

少し冷え込んだ朝、工房の上には青空が広がり、白い雲の中をエアドゥの一番機が旭川空港に向かって飛んでいくのが見えます。時には、白鳥のV字飛行も見ることができ、自然の雄大さに感動します。今朝は氷点下の朝だったので、固雪になって雪山の上を歩くこともできます。しかし、油断するとずっぽりはまってしまうことも(笑)。サクラやイタヤの芽は固い状態ですが、雪解けと共に春の訪れを感じられる日が待ち遠しいです。コサインのある北海道旭川は、春は雪解け水で溢れ、夏は緑に覆われ、秋は紅葉で彩られ、冬は雪景色が広がります。澄んだ空気、静寂、そして雄大な景色は、都会の喧騒を忘れて、心安らぐひとときを与えてくれます。雪崩や吹雪などの自然災害もありますが、それでも春は必ず訪れます。自然の美しさ、力強さ、そして優しさを感じられる雪山の風景は、私たちにとってかけがえのない存在です。

【旭山動物園】

今朝の朝刊から、旭山動物園が４月８日より２６日まで、夏季開園にために休園し、夏に向けた準備を行います。2023年度の来園者は延べ1293,543人、前年比11.2％増で2年連続100万人来援いただき、2019年のコロナ渦前の9割に戻ったそうです。特に、1.2月が4～5割増。

【旭山動物園：再生の軌跡と現代の企業に響く教訓】

1994年、エキノコックスによる閉園危機旭山動物園は、1994年、寄生虫エキノコックス感染による閉園という存亡の危機に直面しました。この一件で入場者数は激減し、動物園の運営は風前の灯火となりました。危機を乗り越えるため、旭山動物園は革新的な展示方法「行動展示」を導入しました。これは、動物の本来の行動や生態を引き出す展示方法で、来場者に動物の命の輝きを間近で感じてもらうことを目的としています。行動展示を実現するためには、飼育係一人ひとりの動物への深い愛情と豊富な知識が必要でした。彼らは、動物の生態を深く理解し、来場者に分かりやすく伝える工夫を凝らしました。手作り看板や夜の動物園など、限られた予算の中で生まれたアイデアは、来場者から多くの支持を集め、旭山動物園の代名詞となりました。旭山動物園の再生には、行政と市民の全面的な支援も不可欠でした。行政は動物園の改修やイベント開催に積極的に協力し、市民はボランティア活動や募金活動を通して動物園を支えました。これらの取り組みが功を奏し、旭山動物園は入場者数をV字回復させました。2004年には年間入場者数100万人を突破し、2007年には開園40周年を迎えて307万人を達成、ついに日本一の入場者数を誇る上野動物園に肉薄するまで成長しました。

旭山動物園の再生は、現代の経営に苦しむ多くの企業にとって大きな示唆を与えてくれます。

• 危機を乗り越えるためには、強いリーダーシップとビジョンが必要
• 従業員の情熱とアイデアを結集することが重要
• 顧客のニーズを常に意識し、革新的な商品やサービスを提供すること
• 行政や地域住民との連携を深め、官民一体で取り組むこと

旭山動物園は、絶望的な状況から這い上がり、日本一の動物園へと成長を遂げた。その軌跡は、私たちに多くの教訓を与えてくれます。

本日も、最高の一日にしましょうね。

「デザイン：昇夢虹/小川健一氏」

・旭川観光　・旭川木工センター　　・旭川デザインセンター

・モクモクフェスタ　・旭山動物園　

【コサインらしさを可視化： 新コンテンツ「トトモニ」始動！】