コサインものづくり用語辞典 | ワッシャー / パッキン


コサインの組み立て式製品には、ボルトと一緒に「ワッシャー」や「パッキン」といった小さな部品が付属しています。
どれも目立たない部品ですが、組み立てを支えたり、木を守ったりと、それぞれに大切な役割があります。
普段は取扱説明書の中でしか目にしない、小さな名脇役。今回は、ワッシャーとパッキンの役割をご紹介します。
「コサインものづくり用語辞典」は、工房で使われている言葉や、製品ができるまでの工程、道具、機械などを紹介する企画です。

ドレスラックには、こんな部品が付属しています

例えば、コサインのドレスラックには、ボルトや六角レンチと一緒に、平ワッシャーとスプリングワッシャーが付属しています。
どれも組み立てには欠かせない部品ですが、一見するとよく似たワッシャーにも、それぞれ異なる働きがあります。

ワッシャーは、ボルトなどの金具と木部の間に入れる金属製の部品です。
コサインでは、主に「スプリングワッシャー」と「平ワッシャー」の2種類を使用しています。

スプリングワッシャー
切れ目が入ったばね状のワッシャーです。
締め付けたあとも反発する力が働くため、ボルトや手掛けが緩みにくくなります。
組み立て式家具を安心して長く使うための、大切な役割を担っています。

平ワッシャー
平ワッシャーは、スプリングワッシャーと木部の間に入ります。
スプリングワッシャーを直接木に当てると、締め付けたときに木を傷めてしまうことがあります。
そこで平ワッシャーを挟むことで、締め付ける力を受け止め、木を保護しています。

スプリングワッシャーと平ワッシャーは、組み立て式家具で広く使われている部品です。コサインでも、それぞれの役割を活かし、無垢材を傷めず、安心して長く使えるよう組み合わせて使用しています。

動画では、ドレスラックの手掛け部分とボルト固定部分を例に、ワッシャーの組み合わせ方をご紹介しています。取り付ける場所によって、平ワッシャーとスプリングワッシャーの枚数が異なります。

モンタージュ工程では、製品ごとに必要な数の部品を袋詰めし、最後に重さを量って確認しています。
小さなワッシャーの入れ忘れもないよう、一つひとつ丁寧に確認し、お客様のもとへ送り出しています。

コサインでは、スツールなどのがたつきを調整するための薄い板状の部品を「パッキン」と呼んでいます。
無垢材は、季節や湿度の変化によってわずかに伸び縮みします。そのため、スツールなどにがたつきが生じることがあります。そんなときは、脚と本体の間にパッキンを挟むことで、がたつきを調整できます。
パッキン自体は特別な部品ではありませんが、無垢材の変化を見越して最初から付属しているのは、長く使い続けていただきたいというコサインの考え方によるものです。必要に応じてご自宅でも調整できるようにしています。

脚と本体の間にパッキンを挟んで調整します。
脚と本体の間にパッキンを挟んで調整します。

ワッシャーもパッキンも、普段はほとんど目にすることのない小さな部品です。
それでも、組み立てを支え、木を守り、無垢材の変化に寄り添うなど、それぞれが大切な役割を担っています。
これから組み立て式家具を組み立てるときには、そんな「名脇役」にも少し目を向けてみてください。
きっと、小さな部品一つひとつの役割を、より身近に感じていただけるはずです。

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